茶豆落果の言のハッパ

呑んで笑って 流されて

北海道ツーリング2017 四日目 其の壱

2017年7月3日

 

雨はなんとか降っていないだけで、厚い雲がかかった曇天。

太陽が一瞬でも顔を出す雰囲気は全く無し。

テントを乾かすことは早々に諦め、雨なのか夜露なのか不明だが

ビチャビチャのテントを押し込むように突っ込んで

8:30に出発。

 

R232通称「日本海オロロンライン」をひたすら北上。

遠別に入り、しばらく走ると旭温泉の看板。

え~っと、朝何時から日帰り入れるんやったっけ?

と思いながら通り過ぎてしまった。

よし、来年行こう。

ここの温泉は、前もって精神的に行くつもりになっていないと

なかなか行けない温泉である、アタシだけ?

 

道の駅てしおで念の為のルート確認をしていたら

旅の途中と思しき男性に声をかけられた。

「あのぅ、ちゃずらがさんですよね。ファンです、いつもブログ見てます」

「秀樹 感激!」

 

って、ことがあるわけもなく

 

「バイクの皆さんは、どういう地図を見られてるんですか?」

年上に見える方だったが、口調が丁寧で、まともな会話が出来そうな人だったので

ツーリングマップルの事をなるべく詳しく情報提供した。

車しか乗らない人はツーリングマップルを知らない人が多いだろうから

普通の道路地図や、観光情報誌だけでは得られない情報が

載っていることは知らなかったのであろう。

バイク乗りが、小さい地図を熱心に見ていることが気にかかっていたとのこと。

ハイエースでノンビリ旅行も良いでしょうね。

私は・・・まだイイや。

「道中お気をつけて」

と声を掛けて、道道106号線を北上。

 

道北屈指、いや道内屈指と言っても良いサロベツ原野を走る。

今さらベタやなぁ、と思いながらも

やっぱり走ってしまうのよね。

20代の頃と比べると、大きく変わった所ばオトンルイ風力発電所ぐらいで

毎年や、2・3年ごとに走っても、風景に大して変わり映えしないのだが

でも、それが良いのだ。

ここは、10年、20年たっても泰然と人間を迎えてくれるのだと。

極端に俗化や観光化されることないので、私は安心できるのである。

知床の某滝には、観光バスが横付けされるようになってからは

一度も近づいていない。

昔の雰囲気は好きだったのになぁ。

 

とか、脳内でぶつくさ言っていると、件のオトンルイ風力発電所が見えてきた。

正直見飽きているし、今回も素通り、と思っていたら

一基の羽根が外れている。

メンテナンス?交換?

いずれにせよ、初めてみる光景だったので予定外に立ち止まって写真を撮ってみた。

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羽根を掛け替えるのならば、粘ってでも見たいなぁ、と思っていたが

関係者の人数が減っていったので、残念ながら諦めた。

たまにマジマジと見ると、どえらい馬鹿でかい風車だなぁと思う。

弥七が吹いたぐらいじゃ回んねぇや。

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再び走り出すと、すぐに浜里パーキングシェルターに到着。

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この季節にはなんてことはないが

冬期は本当に大活躍することでしょう。

 

シェルターを後にすると、ここからは電線・電柱すら無い

サロベツ原野の中にまっすぐ1本引かれた道を、ただただ走ることになる。

 

「四日目 其の弐」に続く